ざくざくタクティクス入門講座1

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ざくざくタクティクス入門講座1 「どんなゲーム?」

やあ、私はハグレ王国で参謀をしているローズマリーだ。

今日は「ざくざくタクティクス」のルールをわかりやすく楽しく解説するコーナー「マリーさんのざくタク講座」をやっていこうと思う。

助手のこたつドラゴンじゃん。

ざくタクは私達が住んでいるハグレ王国を舞台に、国民たちが模擬戦をするパーティー構築型戦略シミュレーションゲームじゃん。

ハグレ大学の講堂を貸し切りにしてお送りしております……って、ローズマリー、大学貸し切りにしちゃっていいの?

それに関しては問題ないよ。それで、だ。ざくざくタクティクス、略してざくタクは作者が好きな「ゲーム中に構築が強化される」要素と、「戦略シミュレーションゲーム」という2つの要素をあわせたゲームだ。実際にRPGをやっているように自由にパーティー(キャラクターの組み合わせ)を組んで、それを方眼のマップで戦わせる。1人で遊べるキャンペーンがあるけれど、ボードゲームだから普通のRPGと違って、2~4人で遊ぶこともできる。

プレイ時間は対戦なら1時間半~3時間とすこし重いゲームだけれど、やること自体は単純だからあまり気負わずに遊んでほしい。

でも、ルールブックとんでもない分厚さしてるじゃん!

みんな! この緑に騙されちゃだめだよ!

騙されるって……。まぁ、あんまりわからない人のためのこの講座だからね。

もしかしたらボードゲームに慣れている人はルールブックを読んだほうがはやいかもしれないけれど、もしわからない部分があったらここに戻ってきてほしい。

それで、「パーティー構築型戦略シミュレーションゲーム」って何なの?
参加プレイヤー全員が召喚士という駒1つでゲームを開始して、戦況に応じて駒を召喚して増やしていくんだ。もちろん、私達もその駒の1人だよ。

それらを操って方眼のマップで戦う……そうだね、ディス○イアやF○T、ファイアーエ○ブレムみたいなものを連想してもらえばいいかな。

ただし、私達は分裂できないので、召喚は早い者勝ちになる。

こういうゲームはパーティーの人数とバランスが重要じゃん!

でも、早い者勝ちかぁ、そしたら強いキャラを最初に召喚した人がずっと強くて終わっちゃうんじゃないの?

やっぱりそう思うかい? それじゃあ、これを見てほしい。

この左上の数値に注目だ。これは召喚に必要なマナ、つまりコストを表している。

マナは基本的に1ラウンドに10しか溜らないし、強力な駒はそれだけ高いコストを必要としている。

強い駒を最初に出そうとすると、しばらくの間人数が少なくて無防備になっちゃうってこと?
そういうことだ。さっきこドラが言ったように、ざくタクではパーティーの人数とバランスが重要になる。

どんなに強力な駒でも複数人で妨害されたり袋叩きにされたりすればひとたまりもない。

多勢に無勢ってやつだね。

そういえば、勝利条件ってなんなの?

勝利条件の前にまず終了条件を説明しよう。

1 だれかのパーティーが全滅する。

2 召喚することのできる駒がいなくなる。

このどちらかを満たした後に、1順動いたらゲームが終了する。

ふむふむ。
そのときに自分の勝利点が多い順に上位となっていく。

勝利点は「自分のパーティーのコスト合計+その他ボーナス」となっているよ。

いっぱい召喚すると勝利点もいっぱいってことだね!

私もいっぱい召喚してもらうじゃん!

ゲームの大まかな流れは「マナを溜める」→「召喚する」→「戦わせる」を繰り返すことになるわけだ。

とりあえず、第1回はここまでとしようかな。

お疲れ様だよ!

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